いつも発売されるのを楽しみに待っている鳥取環境大学で動物行動学ご専門の小林朋道先生の書かれた『先生、大蛇が図書館をうろついています!』を読みました
先生、大蛇が図書館をうろついています! ―[鳥取環境大学]の森の人間動物行動学 - 小林 朋道
このシリーズでは15作目になるのですが、タイトル通り、大学の図書館で大蛇が消えます
こういうのを読むと学ぶ事自体を型にはめがちな日本で「ああ、楽しい研究ってあるんだなあ」ととってもワクワクするんです
蛇でもアオダイショウとシマヘビの棒の登り方の違いや、人間に生き物の画像を見せると一番初めに認識する生き物はどれか、モモンガはハクビシンとテンのどちらを忌避するか、そしてどうやって見分けているんだろう。。。など、とにかく今回も驚く実験結果満載です
そして、動物行動学とは別に共感してしまったのは先生が大学の記念品に焼印を入れていく話。
職人のように焼印を入れようとしても中々うまく行かず、その行き着く先は。。。ちょっと鍼灸師の仕事とも共通する話です
今回もとっても良い時間がすごせました
次回作が本当に楽しみです