2017年03月08日

日経メッセ・ヘルスケア・スポーツに行って来ました。

 以前から興味のあった日経メッセ「ヘルスケア・スポーツ」の展示会を見学しに東京ビックサイトに行って来ました。
すぐに鍼灸の臨床にすぐつながるものはあまりなかったけれど中々面白いものが見られました。

 まずは腸内で水素ガスを発生する牛乳。昨今、「水素は活性酸素を除去し、アンチエイジング効果がある」と水素水がブームに乗って非常に売れていましたが、先日国民センターから「水素水と銘打って売られているもののほとんどが記載されている水素量が入っていない」と衝撃の発表をし、各省庁に注意を促しました。
 どうやら水素は分子の大きさがあまりにも小さいので、抜けてしまうようです。もしくは業者が初めから虚偽の数値を記載しているようです。
 そこからすると「町内で水素ガスを作る」というコンセプトは面白いなと思います。ただ私は牛乳があまり好きでない上に、あまり患者様に進めている食材ではないので。。。パスです。

 次に「これはアリかな?」と思ったものは、センサーがついたハーネスベルトを装着し、関節を動かして、関節可動域を分析し、その人の贅肉のつきやすい場所や、骨格の歪み、効果的なトレーニングなどをプリントアウトしてくれるソフト。
 整形外科疾患では特に治療前と治療後の体の動きをビフォーアフターで確認しますが、このベルトをつけて測れば一気に分析までできて、結果が紙で出てくるので説明しやすいという利点があります。少し高価ですが検討してみます。

 そして気に入ったのが『世界ゆるスポーツ」です。これは世界ゆるスポーツ協会がルールを作ったもので、アイデアが非常に面白かったです。
例えばコタツのテーブルの上で、湯飲みにお茶を入れて、みかんでエアホッケーをする。。。とか。
 スポーツ弱者を作らないスポーツ。教育現場でももっと生かされていいのかなと思いました。

 なるべくいろいろなものを勉強してより良い臨床につなげたい。。。と思います。
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ラベル:スポーツ
posted by 本間ようこ at 22:46| Comment(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする