2018年05月28日

犬用の車椅子を作りました。

 我が家のボストンテリアが脊髄ヘルニアになってしまいました😞
 加齢により、骨が神経をかなり圧迫しており、後ろ足の踏ん張りがききません。

 レントゲンを見る限り、かなり強く神経を圧迫していて手術したいところなのですが、なんせもう16歳。おじいちゃんなので手術自体が危険で出来ません💦

 神経が圧迫されると見た目は「動かない」ことに着目しがちですが、「痺れ」や「知覚異常」が出ることも多くあります。犬の場合、会話が出来ないので痛いかどうか分かりません。そこでまずはヘルニアを起こしている周りの筋肉と動かない後ろ足の筋肉を和らげ、血流を促進させることを目的に鍼通電療法を始めました。

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やはり痺れがあったのか、鍼通電が気持ち良いようで、治療中は寝ていました😃
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 そして少しでも動くことができるように犬用の車椅子を作ってみました

 インターネットの作り方を参考にしながら、ホームセンターで塩ビパイプや自転車の補助輪を購入し、レッツトライ!!
ジャジャーン
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乗せてみると。。。
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周りのものにガツガツ当たりながらも移動しております

 ご飯も車椅子に乗りながらムシャムシャと元気に食べております!

 まだまだ元気に長生きしてくれますように

 治療室で育てているビワが段々と大きくなって来ました。10日前は↓
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 そして今日は↓
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 3年前から育て始めて、初めて実りました

 とても楽しみです!!

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posted by 本間ようこ at 16:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月23日

皮をむいたら「ちょっとショック!!(笑)」

仕事が終わり、スーパーに行くと、「いまが旬!国内アスパラガス!」とポップが立っていて、見てみると綺麗な紫色のアスパラガス

「今が旬!」と書かれていると、どうしても食べたくなってしまいます。しかも、紫色のアスパラガスは食べたことがなく、「わー!珍しい!!紫色はアントシアニンかしら?体にも良さそうだし、食べてみよう!」と勢い勇んで購入してきました

どうやって食べようかしら?茹でてしまうと味が逃げてしまうかしら?そうなるとオリーブオイルで蒸し焼きが一番旬の味を楽しめるかしら?

なんて、頭の中を堂々巡りした後、「オリーブオイルで蒸し焼き」に決定

 見た目新鮮で柔らかそうなアスパラガスだけど、もし外側の皮が少し硬いと口の中に皮が残っちゃうから、すこしピーラーで皮をむこうっと!!と思い、ピーラーで皮を剥くと、衝撃の事実が。。。

それは。。。
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中が緑!!

中が緑なんて!!(しつこくてごめんなさい(笑))

 ひと剥きして私は悩みました。このまま皮を剥くべきか。剥かざるべきか・・・

 この珍しい紫色を家族にも共有したい。でも、皮を残せばひょっとして口に残るかもしれない。。。夕飯前のせめぎ合いです。

 結局は「頭が紫なんだから、胴体が緑でも良いだろう」という結論に達し、皮は剥きました

 お願いです。ポップには「紫アスパラガスは皮をむいたら緑です」って注意書きをお願いします(笑)!

 毎日は小さい新鮮で埋め尽くされていると感じた良い一日でした!!

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posted by 本間ようこ at 23:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月21日

『伴走者』読みました!

いやはや、ずーっと前に読み終えた『伴走者』皆さんにお伝えしようと思いつつ、のびのびになっていました😞
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 浅生鴨さんが書かれた小説です。舞台は視覚障害者のスポーツ競技で夏バージョンの『マラソン編」と冬バージョンの『スキー編』で成り立ちます。

 私がずっと感想を書けなかったのは、私が元盲学校の教員であったからかもしれません。
 私は目が見え、身体的なハンデはありません。ひょんな事から盲学校で鍼灸マッサージを教えることになり、10年勤めました。

 その10年間、それまでより「人への接し方」に関して迷い、難しいと感じ、右往左往する日々であったと感じています。
 
 まず私は目が見えます。視覚障害の方と話すときは「想像力」を駆使しなければなりません。
 人間の脳は80%が視覚から情報を得ると言われています。よって、「あの赤い乗り物」とか、「あっちにあるよー」とか、何気無い会話が相手には通じないので「見えないことを想像しながら」言語によって具体的に表現しないと伝わりにくくなります。
 「こそあど言葉」や色を用いた会話が続くと視覚障害を持つ方はカチンとくるのは当たり前だと思います
 私は教員であるのに「ふとした瞬間」目に入ったものを考えなしに口走ることもあり、そのたびに反省してました。と同時に、常に想像していることに疲れてしまったこともありました。
 「視覚障害を持つ人たちに知識を伝える」ことを生業としていた私でも悩むことは多かったので、近くに障害を持つ人がいない場合は余計に「対応の仕方がわからない」のも当然と思います

 私の経験から言うと「目標を持っている、好きなことがある人に関しては障害があろうとなかろうと、必ず手助けしたくなる、知りたくなる」ことだけは確かだと思いますそして、癖があっても個性として受け止めてもらえます。

 『伴走者』に書かれている2人の主人公は少々癖があって、それに振り回される伴走者の様子も書かれているのですが、嫌な感じが全くありませんでした。なぜかな?と思ったところ、『主人公に目標や好きなこと(ハマること)がある』からだ!と思い至りました。

 一生懸命やる人にはついつい支援したくなってしまうもの。これは人として当然の感覚だと思います。
 
 「一生懸命することの大切さ」を丁寧に実践していこうと思った一冊でした


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posted by 本間ようこ at 02:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする