普段は近場の川崎や横浜で映画を見ることが多いのですが、日比谷ミッドタウンがオープンしてまだ行ったことがなかったので、ついでにミッドタウンの中の東宝で見てきました
ミッドタウンはそんなに混んでなく、映画を見終わった後にゆっくり散策しようと思い、映画館に直行。新しい映画館はかなり大きいのに、カンヌで賞をとったこともあり「万引き家族」はすごい人の入りでした
「万引き家族」は血の繋がりのない捨てられた人たちが、まるで家族のように共同生活をしています。
本当に万引きをして生活をしているので、社会的に褒められたものではありません。それでもみんなで食事したり、おしゃべりしたり、お風呂に入ったり。。。とても温かい時間が流れているのです。
万引きを子供にさせるなんて最悪です。それでも「それしか教えるものがなかった」と言う言葉が本当に胸に突き刺さりました。
しかし社会的に認められていない家族は脆く崩れ去ります。何が幸せなのか?考えさせられる映画です。
ふとした瞬間に映画の情景が目に浮かんでしまい、その度に「あの家族が幸せになりますように」と思わずにはいられません。本当に重く切ない映画でした。
おかげでせっかくの日比谷ミッドタウンが楽しめません(笑)あまりにあの家族とのギャップが大きすぎて
おしゃれで素敵なお店が多かったのですが
あまり楽しめず帰ってきました。
ちなみに「万引き家族」は心を強く打つ映画でしたが、子供に見せたくないシーンもあるのでご注意ください
それにしても、俳優さんたちの演技は秀逸です。やるせない気持ちでいっぱいになりました。