9月、10月と例年にない気候の崩れで患者さまが多く来室され、私も全力を尽くして治療してきました😃
その間に何回か勉強会やセミナーがあり参加してきたのですが、なかなかお伝えすることができませんでした。
まず、参加勉強してきたのが「病鍼連携連絡協議会」の研修会です。
鍼灸はどのような体調の患者さまでも受けることができるのですが、病院と連携して治療しなければならない場面もあります。
特に手術や服薬治療が必要な場合です。
東洋医学と西洋医学は歴史の中から相入れない場面も多くあったことから、円満に相互理解が進んでいるとは言えない状態です。💧
しかしながら、私は自分一人で治せるか疑問を持った場合、もしくは西洋医学の力を借りて併用した治療を行ったほうが良い場合などは必ず医師の診断を仰ぐべきであると思っています。
例えば悪性腫瘍。癌と呼ばれますが、癌は鍼灸では治りません。ただし、癌によって出てくる症状を緩和することはできます。例えば嚥下困難や便秘、体のだるさなどです。
そのことにより痛みが少なくなり前向きに標準治療が受けられることは、患者さまにとって大きなメリットになると思います。
西洋医学の協力を仰いだ方が患者さまにとって良い場合、私の方から「施術報告書」や「ご高診願い」などを患者さまにお渡しし、医師にお渡しするのですが返信いただける場合もあれば無視される場合もあります。ひどい場合は紹介した病院から「鍼灸なんて受けない方が良い」と患者さまが諭される場合も度々あるのです。
それでも、患者さまを楽にするために一人の医療者で抱え込まず、他の医療機関とコミュニケーションをとり連携することがとても大切であると考えています。
私が参加している「病鍼連携連絡協議会」は1つの医療機関で抱え込まず、困った場合は素直に違う業界でも「相談・連携する」ことを推進している団体です。
今回の勉強会は東大で開かれました。東京大学は鍼灸を病院で利用していただいており、鍼灸に対して深い理解をしてくださる大学の一つなのです。
勉強会の日はなぜか雨の日が多く、いつもしっとりしています
しっかり勉強してきました✌鍼灸が健康維持をするために当たり前になるよう、患者さまにとって一番相談しやすい治療室になるように精一杯頑張ります
患者さまから揚げまんじゅうの差し入れいただきました
治療後の体の疲れに甘いものが染み渡り、エネルギーが湧いてきます!!明日も精一杯頑張ります
posted by 本間ようこ at 23:31|
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