2019年09月28日

『痛い在宅医』を読みました!

 尼崎で訪問診療をされている医師、長尾和宏さんが書かれた『痛い在宅医』を読みました
痛い在宅医
痛い在宅医

 私は父を在宅医療で見送っています。父がすい臓がんになったと聞いてから、「どのような死に方がいいのか」を父と話し合い、家族と話し合い、「在宅で来るべき時を迎えよう」と結論を出しました。

 でも現実は厳しかった。症状の緩和やあらかじめ処方された薬で鎮痛がうまくいかなかった時、家族の精神状態の不安定なるなど、次から次へと問題が発生します。
 しかし在宅医療は緩和ケアと違い、ナースステーションが隣にあるわけではありません。不安なときに連絡してもすぐに返答が得られず、父にも随分辛い思いをさせてしまいました。
 今思えば、医療チームからもっと「予測と対策」を教えてもらえていればあんなにバタバタしなかったと思います。
 この思いは私の中でずっとくすぶっていて、「本当にこれで良かったのか。。。」と考えても仕方ないことをグルグルと考えてしまっていました。

 この『痛い在宅医』はかなりリアルに在宅医療を書き出されています。お父様を在宅医療で亡くした娘さんが、長尾医師と対談する形で書かれています。
 読んでる最中、父のことを思い出して何度も胸が詰まり、自分の無力さも、あの時の辛さも思い出しました。

 そして読み終わったときに、「医療チームは未熟だった。自分は覚悟が足りなかった」と痛感しました。

 メディアでは「在宅医療は良い!」と盛んに言っています。在宅医療に関する美談も沢山見ます。でも、現実を報道されたものはほとんど見たことがありません。
 国で在宅医療は推進されています。しかしながら、本当にそれを支えられる医療チームが対応できる数ほど存在するのか?どんな医療チームでも大丈夫なのか?

 これは私たちが知る必要がある現実です。

 「痛い在宅医」では「正しい在宅医選び10カ条」が書かれていて参考になりました。

 とてもおすすめする本です。ぜひ読んでください

 

 
posted by 本間ようこ at 23:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月25日

鍼の講習会「鳥居塾」で研鑽してきました!

 9月22日(日)〜23日(月)の2日間、大阪で鍼の講習会「鳥居塾」が開かれました私は大阪に行くのは初めてでした

 今回の講習会は「どこから治療すべきか」に着眼点を置き、私たちが日常生活で最も多く取る姿勢『座位』について考え、座位からどのような不都合が発生するか、そしてそれを軽減するためにはどこをどのような順番で治療していくべきかを学んでいきました

 とても負担がかかって重要な場所なのに他の治療院では見逃してきた大切な部位を「いかに手早く、いかに痛くなく」治療していくかの実践練習の繰り返しです。

 1日目は10:00〜17:00、2日目は9:00〜16:00(お昼休憩1時間)の間、ただひたすら鍼とミオラブ (筋膜リリースの道具)を使い実践していきます。打って打たれて1日あたり6時間(笑)、これだけやると終了するときにはヘロヘロです
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 それでもやっていけるのは「治したい」と思い勉強を続ける先生方と一緒に練習できることと、30年治療の事ばかり最優先で考えられて実践されてきた鳥居先生の情熱があるからですこんな臨床に直結する経験は滅多にできません。本当に感謝の念に尽きません!

 そうは言っても初の大阪、楽しまない手はありません!限られた時間の中で「食い道楽」と言われる大阪を楽しんできました
IMG_1474.jpgお好み焼き

IMG_1473.jpgたこ焼き

IMG_1476.jpeg関西風うどん

IMG_1475.jpegイカ焼き

大阪の料理はどれも安くて美味しい!!写真を撮り忘れてしまったのですが、新大阪で1本98円のみたらし団子があったのですが、1本だけその場で食べたくって、悪いなあと思いつつ、「1本ください」と恥ずかしながらも注文したら、なんと!!「焼き方はいかがなさいますか?」と丁寧に聞かれました

 このサービス精神には感動です!!よく「大阪はお客さんがしっかりと意見を言ってくださるから、店舗のスーパーバイザーはいらない」と聞きますが、いやはや、このサービス精神を関東に持ってこられたら勝てないなーと思いました。

 そんなこんなで充実した講習と、素晴らしい先生方に囲まれて、またまたブラッシュアップしてきました!
 一人でも多くの方に「あまねに来て良かった」と思っていただけるように、また研鑽してまいります
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鳥居塾の皆さん
posted by 本間ようこ at 23:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月12日

鍼研修会の鳥居塾に参加してきました!!

 毎月第二日曜日は恒例の鳥居塾の日です

 名古屋に「しおがま鍼灸治療室」を構える鳥居先生が東京までいらして、実技指導をしてくださる日です

 鳥居先生は毎日50人近くの患者さんを見続けて20年。机上の空論でなく、理論と現場をしっかりと結びつけて治療をされ、とても尊敬している先生です

 毎月臨床で出会う症状(例えば腰痛など)を決めて研修会を開いてくださるのですが、今回は珍しく「基礎講習・鍼の打ち方」
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 私も毎日鍼を打っていますが、鳥居先生から鍼の打ち方を最初から教えていただくと、目からウロコなるほど!やはり一つ一つの動作には意味があったんだと再認識しました

 いかに打ちたい組織まで「痛みなく、抵抗なく」鍼を勧められるのか。それには患部に土台を作る押手と刺手の動きが重要です。実はこの動きが私が今まで習った打ち方を覆す、さらに理論立った方法でした

 鳥居塾に参加すると「こうするともっと良くなる!」という考え方と具体的な方法が身についていきます。しかも他に参加される先生方も「もっと良い治療をしたい」と思う素敵な先生方ばかりなので、密度の濃い時間が過ごせます。本当に参加してよかったと毎回感じます

 少しでも患者さんに喜んでいただけるように、「楽になった!」と言っていただけるように、さらに精進していきます
posted by 本間ようこ at 23:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする