へバーデン結節とはよく手指を使って細かい作業をする方がなりやすい、第一関節が痛みを伴い腫れてしまう疾患です。
患者様は整形外科で小指だけは手術してもらったのですが、曲げづらくなってしまったとのこと。そして他の指に関しては「することがないから、痛むときは鎮痛剤を出します」と半ば投げ出されてしまったと嘆いていました。
作業をするときに第1関節が痛むのが悩みとおっしゃったので、全部の第1関節にお灸を3壮ずつしました。
すると、「指が楽になった!」と大変喜んでいただけました。
あまね鍼灸マッサージ室はお灸をする時、火傷をしないように灸点紙という台紙を使うか、紫雲膏という火傷防止のクリームを塗ります。(ただし、例えば魚の目やタコなどはこれらを使用せず、完全に焼き切ります。)
「お灸は熱くて怖い」というイメージを払拭し、「お灸は優れた鎮痛効果がある」ことを皆さんに知っていただければと思います。
病気で苦しんでいる方、支えている家族が笑顔で過ごせますように。今日も頑張っている方々の力に少しでもなれますように。
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