腰と腹部は表裏の関係にあります。腰痛がある場合は必ずお腹の状態を確認しないといけません。(あまねは腰痛に限らず、全身治療コースは必ずお腹の触診をします)
触ってみると上腹部がとても冷たい!冷えるものを食べているわけでもないのに、この冷えは強烈で、患者さんにも確認していただきました。腹部は脂肪の多い場所なので、「冷たいのは当たり前じゃないか?」と思う方も多いのですが、実際触ってみると、温度の変化が大きくあります。脂肪組織のせいだけではなく、血流の関係があります。
治療すると明らかに温度上昇が認められ、腹部も柔らかくなります。
東洋医学では腹部は「柔らかく、つきたての餅のよう」なことが健康であると定義づけられていますので、それに近づけるべく治療するのです。
その患者さんは家に帰られて夕飯を召し上がった後、「調子がいい!」と気づいたそうです。食べた後のお腹のグルグルもなく、快適でしたとのこと。
腹部の治療は内臓の血流をあげ、気血のめぐりを加速させる1番の場所だと考えています。
皆さんのお力になれるよう、精進します😃
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