3日の朝6:00に朝ごはんを普通に食べて、お散歩に行くと、少ししてから座り込んでしまいました。
「あれ?ちょっと今日は調子悪いな。」と思い、毎朝日課のお風呂に入れてあげてオムツをしてコタツに連れて行くと、ぐーぐー寝ていました。
その後、私は鍼の勉強会に出かけ、夕方帰ってくると、家族から「トリちゃんが調子悪いみたいで、おやつのリンゴを食べない」と聞きました。
どんなに調子が悪くてもリンゴだけはいつも食べていたトリオデが食べないという事実。「これはちょっとマズイな」と思いつつ、リンゴを小さく切って鼻の前に出してみると3つ食べることができたので、ちょっと安心したのですが、私の顔を舐める舌の温度が冷たくなっていたのと、口の中の色がいつもより白くなっていて、低体温と貧血が伺われました。
少し食べるとまたコタツの中で眠ったので、とりあえず私も就寝しました。
その後23:00頃、「ワンワン!!」と2回鳴き声が聞こえ、「やっぱりマズイ」と思い飛んでいきました。トリオデはコタツの外に出ており、明らかに私を呼んだようです。
「大丈夫?一緒にいるからね。」と声をかけて抱っこしてあげてコタツで添い寝して背中をさすってあげました。顔を近づけても私の顔は少ししか舐めません。この時点で「今日が最後だな。」と感じました。
コタツで1時間くらい背中をさすってあげると、また眠り始めたので私ももう一度自分の布団に戻りました。
そして夜中の2時に再び「ワン!!」と一度鳴きました。また飛んでいき、添い寝して背中をさすりながら「大丈夫だよ。一緒にいるよ。大好きだよ。ありがとうね。」と声をかけていると2回ビクビクと痙攣し、静かに息を引き取りました。
あの「ワン!!」は、なんて言ってたのかな?「楽しかったよ」だと嬉しいなと心から思います。
去年の5月には一時期完全に歩けなくなり、鍼とマッサージで歩けるようになってから、みるみる元気になりました。亡くなる当日まで食事も排泄も自立できたのはトリオデにとっても私たち家族にとっても、とても良かったと思います。
いつもそばにいてくれた17年間。よく食べ、よく隣で寝ていました。いなくなってしまって、心にぽっかりと穴が空いてしまいますが、その穴の大きさなんか比べ物にならないくらいのあり余る愛情をもらったと感じています。
朝、子供達が学校に行く際には大号泣していましたが、子供達にもトリオデを通じて生き物を大切にする心が伝わったと思います。
本当にトリオデが我が家に来てくれて良かった。どうぞ皆さんもご家族と動物たちと幸せにお過ごしください!!

↑うちに来たばかりの子犬のトリちゃん。人懐こく、陽気で、とてもよく食べる子でした!!本当に家族みんな大好きでした!!