2019年10月01日

『心の病気ってなんだろう?』を読みました!

松本卓也先生が書かれた「心の病気ってなんだろう?』を読みました

心の病気ってなんだろう? (中学生の質問箱)
心の病気ってなんだろう? (中学生の質問箱)

 この本は精神科や心療内科で扱う病気の「なんだろう?」を中学生にも分かるように書いてくださった本です。とっても分かりやすい!

「うつ病」「発達障害」「統合失調症」から「認知症」まで幅広く、その病気になると「こういう風に感じる」「こういう風に思ってしまう」という「どうしてそういう結果になったのか」当事者の立場になった思いと、「では周りはどのように行動するとうまくいくか」を丁寧に教えてくださいます。

 「心の病気で出る症状は、自分を異常な状態から戻すために必要な症状でもある」ということ、なるほどなと納得しました。

 そして「心の病気になってしまったら、心の病気になる前に戻ろうとすると、また繰り返してしまう」というのも頷きました。
 新しい考え方、ライフスタイル、そしてそれを受け入れる社会。心の病気になってしまった人が過ごしやすい社会は、みんなにとって暮らしやすい社会なはずです。

 「こうするべき」「ああするべき」に捉われず、柔軟な思考の持ち主になりたいと思わせる本でした。
 今は学校でも「心の病気」になってしまう子供達が沢山います。その時にどう行動するとみんなハッピーになれるか?考えさせてくれる本です。

 子供にも読ませたいです
posted by 本間ようこ at 01:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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