2019年08月15日

『大家さんと僕 これから』を読みました!

矢部太郎さんが描かれた『大家さんと僕 これから』を読みました
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 これは手塚治虫賞を取られた『大家さんと僕』の続編で、1回に住む素敵なおばあさまの大家さんと、2階を賃貸している矢部さんのフィクション4コマ漫画です。
 大家さんの昔ながらの上品さ、そして上品なユーモアに心が和む漫画なのですが、大家さんが亡くなり、その後に矢部さんが出版されました。
 読んでみると、大家さんと矢部さんの程よい距離を取りながらお互いを思いやる関係がよく伝わる、前回を上回る作品だなあと感じました。

 人間は「間」が必要です。相手は自分ではない事を前提にコミュニケーションを取らないと自分が何者か分からなくなってしまいます。
 そういった意味でこの漫画は相手を思いやるからこそ「くっつきすぎない」矢部さんと大家さんが、私にはとても素敵に感じました

 私も大家さんみたいに年を取りたい

 そして話は変わりますが。。。私の大好きな「ヒグチユウコ」さんのモスバーガーとのコラボ、「ギュスターヴのカレー色タオル」を本日ゲットしましたあ
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 これ、「カレーモスバーガー、モスチキン、ヒグチユウコオリジナルタオル」のセットなのです。これに飲み物追加して食べたのですが、お腹パンパンになりました。できればカレーモスとサラダのセットが良かった

 しかーし!ギュスターヴくんのタオルが手に入り、早速使ってます。なんて可愛いんだろ

 18日からの仕事開始に向けて、英気を養いました

 
posted by 本間ようこ at 23:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月06日

『がんを抱えて、自分らしく生きたいーがんと共に生きた人が緩和ケア医に伝えた10の言葉ー』を読みました。

 川崎市立井田病院の西智弘先生が書かれた『がんを抱えて、自分らしく生きたいーがんと共に生きた人が緩和ケア医に伝えた10の言葉ー』を読みました。
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 西先生を知ったのは武蔵小杉に西先生が理事をされている「暮らしの保健室」という相談所がきっかけです。→ https://www.kosugipluscare.com

 私も開業する際に「健康について気軽に相談できる治療室にしたい」という想いがあり、「暮らしの保健室」と共通する部分もあったので興味がありました

 西先生が行われているのは、まさに「寄り添う医療」。手術が難しく、根治が困難になった患者さんに対して、「患者さんがどう生きたいか」をよく話し合い、患者さんが主人公の人生をサポートしてくれます。

 「緩和ケアは終末期だけの医療ではなく、がんと診断された時点で受けられる医療だ」という西先生の想いは、根治が難しい患者さんにとって、とても心強い言葉です。
 私も父が「難しい病気」に襲われたとき、本人も家族である私も先の見えない暗いトンネルに入ったようにひたすら右往左往し、絶望と少しの希望とでとても苦しい日々を過ごしました。
 
 特に難しいのは患者とその家族の関係です。
 私の場合は「家族が亡くなるのは辛くて耐えられない。でも、積極的な治療にこだわって痛い思いはさせたくない。」のループにはまって心はグチャグチャ。
 患者であった父は「病気になって申し訳ない。生きていたい。家族に迷惑かけたくない。残した家族が心配だ。でも痛くなく静かに死にたい」と話していました。

 家族の私と父の思いは少しずれています。これは立場が違うので当たり前です。本来であれば家族のことは抜きにして「本人の希望」に沿って治療されるべきなのに、「家族の希望」が入ることで治療方針がブレる可能性があります。家族は特に心の辛さを「善意」に置き換え、患者本人への干渉をしすぎることがあります。私も、自分の思いと父の願いを整理するのに大変でした。こんなとき、第3者の人がサポートにいたらどれだけ心強かったか!

 父がかかった病院の医師や看護師さんたちは激務で時間を取ってもらうことは難しい状況でした。そして私も「どう頼ればいいのか。」が分かりませんでした。
『がんを抱えて、自分らしく生きたい』を読んで、「こういう風に頼れば良かったのか」と、具体的な相談方法が見えてきました

 大切なのは「最後まで自分の人生は自分で生きる。家族や医療者が決めることではない。」ということ。いざという時に冷静に、大切な時間を充実して過ごすために、元気な時から読みたい本です。

 そしてこの本で西先生が紹介している最後の患者さんの言葉。これは私が常日頃「こういう風に人生を閉じたい」と思っている言葉と重なっていてびっくりしました!

 ぜひみなさんも読んでみてください。

 
posted by 本間ようこ at 10:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月26日

『僕たちが選べなかったことを、選びなおすために。』を読みました!

 写真家の幡野広志さんが書かれている「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」を読みました。「がん」という病気を通してどう生きるべきか。特に家族の関係について書かれている本です。非常に考えさせられます。
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 私の父も祖父も膵臓がんで亡くなっています。特に父方の親戚はほとんどが「がん」で亡くなっており、私も「がん」にかかる確率は他の方よりも可能性が高いのかなあとぼんやりと考えています

 今や2人に1人が何がしかの「がん」に罹患する時代。何十年も「がん根絶」に向けて医療は挑戦し続け、今だに克服できていません(そんな病気は他にもいっぱいあるのですが。。。)

 治療室にも「がん」をお持ちの方、ご家族が「がん」で闘病されている方が沢山いらっしゃいます。そういった意味で寿命が長くなった日本で「がん」は国民病になりつつあると実感しています。そして、こんなに身近になった病気なのに、なぜか情報の共有が進んでいないなとも感じています。

 父が「膵臓がん」だったと聞いた時、私は本当にオロオロしました。私は父が亡くなるのが心細く、いなくなる事を想像すると本当に寂しくいたたまれませんでした。ただ決めていたことは「決して本人が希望しない治療はしないこと。堪え難い痛みや苦しみをなるべく少なくすること。そのために必要以上の治療はしないこと。」でした。

 今だに後悔しているのは医師とのコミュニケーションが薄かったことです。日本の医療は医師主導で行われることが多く、病気に対して疑問が生じた場合に聞くタイミングがスムーズにとれなかったこと。そこで父も不安にさせてしまったことが多かったです。

 幡野さんの本を読んで「自分の人生は自分で選択する」ということが一番大切だと感じました。
 これは元気な時から「自分にとって大切なものは何か。」を常に自覚していないと周りに振り回されてしまいます。

 改めて自分の生き方を省みる素敵な本です。

posted by 本間ようこ at 21:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする