2019年10月06日

『宮本から君へ』を観てきました!

上映中の映画『宮本から君へ』を観てきました
IMG_0003.jpeg

公式サイト→ https://miyamotomovie.jp

 原作は新井英樹さんが描かれた「モーニング」で連載されていた漫画です。私は漫画では読んでいなかったのですが、昨年放送されたドラマを見て、とても好きになりました

 実はロードショー開始すぐに見に行ったのですが、あまりに衝撃で頭の中で整理できず、今頃になってようやく消化できたかなー?と思えるようになりました。

 まず、この映画はR-15指定です(見るまで知らなかったけど。)過激な性描写と暴力描写があります

 そして、とっても幸せなシーンと悩むシーン、暴力的なシーン、時系列の過去と現在が織り交ぜられて、見ていると激しく感情が揺さぶられます。主演が池松壮亮さんと蒼井優さんなのですが、この二人のぶつかり合いが迫力があります。

 なんでこの映画、すぐに消化できなかったのか考えてみると、明らかに主人公の宮本君が怒りに任せて犯罪に走ってるのと、ヒロインの中野康子の女としても狡さが鼻についてしまったから。

 でも、それが「人間的に素直に生きている」と考えるとそれも納得。しかも、宮本君も中野さんも「それしちゃダメでしょ!」と言いたくなるのに、人間的にとっても魅力があって応援したくなります

 あと、脇を締める俳優陣として、ピエール瀧さんと佐藤二郎さんがいたのですが、佐藤二郎さんの「人間らしいイヤらしさ」が際立って、流石だなー。と感じました

 振り返れば、「Bohemian Rhapsody」以降に見た映画の中で一番衝撃的な映画でした。もう一度観に行こうと思います。


posted by 本間ようこ at 00:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月01日

『心の病気ってなんだろう?』を読みました!

松本卓也先生が書かれた「心の病気ってなんだろう?』を読みました

心の病気ってなんだろう? (中学生の質問箱)
心の病気ってなんだろう? (中学生の質問箱)

 この本は精神科や心療内科で扱う病気の「なんだろう?」を中学生にも分かるように書いてくださった本です。とっても分かりやすい!

「うつ病」「発達障害」「統合失調症」から「認知症」まで幅広く、その病気になると「こういう風に感じる」「こういう風に思ってしまう」という「どうしてそういう結果になったのか」当事者の立場になった思いと、「では周りはどのように行動するとうまくいくか」を丁寧に教えてくださいます。

 「心の病気で出る症状は、自分を異常な状態から戻すために必要な症状でもある」ということ、なるほどなと納得しました。

 そして「心の病気になってしまったら、心の病気になる前に戻ろうとすると、また繰り返してしまう」というのも頷きました。
 新しい考え方、ライフスタイル、そしてそれを受け入れる社会。心の病気になってしまった人が過ごしやすい社会は、みんなにとって暮らしやすい社会なはずです。

 「こうするべき」「ああするべき」に捉われず、柔軟な思考の持ち主になりたいと思わせる本でした。
 今は学校でも「心の病気」になってしまう子供達が沢山います。その時にどう行動するとみんなハッピーになれるか?考えさせてくれる本です。

 子供にも読ませたいです
posted by 本間ようこ at 01:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月28日

『痛い在宅医』を読みました!

 尼崎で訪問診療をされている医師、長尾和宏さんが書かれた『痛い在宅医』を読みました
痛い在宅医
痛い在宅医

 私は父を在宅医療で見送っています。父がすい臓がんになったと聞いてから、「どのような死に方がいいのか」を父と話し合い、家族と話し合い、「在宅で来るべき時を迎えよう」と結論を出しました。

 でも現実は厳しかった。症状の緩和やあらかじめ処方された薬で鎮痛がうまくいかなかった時、家族の精神状態の不安定なるなど、次から次へと問題が発生します。
 しかし在宅医療は緩和ケアと違い、ナースステーションが隣にあるわけではありません。不安なときに連絡してもすぐに返答が得られず、父にも随分辛い思いをさせてしまいました。
 今思えば、医療チームからもっと「予測と対策」を教えてもらえていればあんなにバタバタしなかったと思います。
 この思いは私の中でずっとくすぶっていて、「本当にこれで良かったのか。。。」と考えても仕方ないことをグルグルと考えてしまっていました。

 この『痛い在宅医』はかなりリアルに在宅医療を書き出されています。お父様を在宅医療で亡くした娘さんが、長尾医師と対談する形で書かれています。
 読んでる最中、父のことを思い出して何度も胸が詰まり、自分の無力さも、あの時の辛さも思い出しました。

 そして読み終わったときに、「医療チームは未熟だった。自分は覚悟が足りなかった」と痛感しました。

 メディアでは「在宅医療は良い!」と盛んに言っています。在宅医療に関する美談も沢山見ます。でも、現実を報道されたものはほとんど見たことがありません。
 国で在宅医療は推進されています。しかしながら、本当にそれを支えられる医療チームが対応できる数ほど存在するのか?どんな医療チームでも大丈夫なのか?

 これは私たちが知る必要がある現実です。

 「痛い在宅医」では「正しい在宅医選び10カ条」が書かれていて参考になりました。

 とてもおすすめする本です。ぜひ読んでください

 

 
posted by 本間ようこ at 23:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする