ボストンテリアで16歳になる愛犬は、もう目が見えず、耳もほとんど聞こえません。我が家の2階にあるリビングで生活しています。私が帰ってくると気配を察して匂いでドア前までお迎えに来てくれる可愛いおじいちゃんです。
リビングの前に階段があり、目が見えないので「落ちたら大変!」と思い、いつも閉め忘れないように気をつけていたのですが、魔がさしてドアを開けたまま1階のお風呂掃除に出てしまいました。
すると「ドンガラガラ!!」とすごい大きな音がして、掃除中に振り返ると愛犬がもんどり打ちながら1階まで落ちて来たのです
慌てて駆け寄って、抱っこをして、まずは怪我の確認。骨折がないか全身の骨を優しく叩いて反応を見ます。
愛犬の瞳孔は開いて、鼻は乾き、脈拍が異常に早いため極度の興奮状態になっていましたが、幸い骨折はなさそうです。
次に腹部の内臓が大丈夫か確認しました。これも特に大きな反応はありません。
しばらく背中と後ろ足をマッサージしていると、段々と落ち着いて来て、鼻をピクピクさせたので、ベッドに戻してあげました。
3時間後にお散歩に行ったのですが、右後ろ足が前に出にくいので、いつもの半分で折り返し。
帰宅してマッサージとお灸をしてあげました。
2日間マッサージとお灸を続けていたら、歩行距離も段々と伸び、今では怪我の前と同じ散歩コースに戻りました
本当に肝を冷やしましたが、戻ってよかったです!そして、犬も熱すぎないお灸は大好きで、特に老犬の体調管理にはうってつけだとしみじみ思いました!
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