頻繁に頭痛に襲われる女性の患者さん。10年前に交通事故にあった後から頻繁に頭痛に襲われるようになってしまったとのこと。実は交通事故で長年慢性的な症状に苦しむ患者さんは多いのです。
特に首は関節も多く、細い筋肉が多いので事故による炎症を起こしやすく、それに伴う頭痛やめまいに悩む方も多いのです。今ご紹介している患者さんは1度目は鍼と灸のみの治療をしました。それだけでも頭痛のことを1週間は忘れていられたとのことだったので、2回目は患者さんの了解を得て首回りの筋肉にパルス(鍼通電)を行いました
結果は非常に良好で、「本当に楽になった!」と喜んでいただけました。「いつもの頭の重たい感じが全然ない!」とおっしゃっていただけました。鍼通電は、普通の鍼のように打って置いておくものよりも、低周波で筋肉が収縮と弛緩を繰り返すので血液循環量が増大します。
欠点は鍼を打たれた筋肉が収縮・弛緩するので、刺激量が増えてしまうことです。よってあまねでは、鍼治療が初めての方にいきなり通電療法を行うことはしません。
鍼通電は気持ちのいいリズムで筋肉が動くので、慣れた方だと眠ってしまう方もいます。
皆さんに安心して施術を受けていただけるように、頑張ります
posted by 本間ようこ at 22:46|
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東洋医学
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